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お金を「かける・かけない」を上手に分けてリノベーション┃vol.6(2)
USEDo[ユーズド]通信 > オモロ大人男子の生態 2016.10.07
東京でのリノベーションの経験をいかし京都のマンションを自分スタイルにリノベーションをすることになった「マガザンキョウト」の岩崎さん。大切にしたのはお金をかけるべきところとかけないところを上手に分けることでした。
自宅は築40年超のマンション
まずはていねいな仕事を、リーズナブルに任せられる工務店を紹介してもらうことにしました。断熱材や二重サッシで性能を高めるのが得意な工務店、リビングの床の一部をモルタルにして外のあたたかい太陽熱を室内に取り入れる工夫も提案してくれました。
合板材を使ってリーズナブルに仕上げた棚
室内には、いろいろな場所に棚を設置しています。本や雑誌、雑貨、スニーカーも大好きで、ついつい集めてしまいます。たくさん収納場所が必要なので、リーズナブルで頑丈な合板材を使っています。
京都の杉をフローリングに
せっかく京都に住むのだから、京都産の杉をフローリングに使うことにしました。「工務店の方が持ってきてくれたんですが、無垢のフローリングは高くなりがちなのに、意外にリーズナブルなので驚きました」と岩崎さん。
ソファはおばあちゃんからのおさがり
リビングの一角にあるソファはなんと、岩崎さんがおばあちゃんからもらったもの。今では珍しいジャカード素材のソファは、空間のアクセントになっています。古いものを上手に生かすインテリアは参考にしたいですね。
ネットオークションで手に入れた鏡
洗面室の鏡はネットオークションで手に入れました。アメリカのドレクセル社製の鏡は、今では手に入れるのが難しい貴重品です。ネットオークションは、珍しいものや古いものがリーズナブルに手に入るので、時々チェックしてみて気に入ったものには参加するそうです。
一番贅沢をしてみたキッチンタイル
ジャポネスクなデザインが特徴のあるタイルは、実は高価なものでした。キッチンの正面は、リビングダイニングに入った瞬間、一番目に着く場所。京都らしいニュアンスをさり気なく出すためにどうしても使いたかったそうです。他でおさえた費用を好きなものにはかけるのがポイントなんですね。次回はディテールにこだわる空間づくりについてです。
かっこよくて大人で個性的で......。その辺にいそうな男子とはちょっと違う。そんなオモロ大人男子の日々の生活をレポートしている「オモロ大人男子の生態」で、男子のみならず女子もマネしたくなる、DIYやセルフリノベーション、男前インテリアのこだわりをチェック!
暮らしを楽しむ「オモロ大人男子」のように、誰でも簡単に自分らしい暮らしや男前なインテリアが手に入る雑貨をあつかう『USEDo[ユーズド]ショップ』にもぜひ、お立ち寄りください。
四宮朱美:フリーライター&エディター。住まいに関連する街、建物、インテリア、コミュニティに関する記事を執筆。趣味は東京や京都の街歩き。最近は着物に目覚めたのでファッションを着物にシフト中。町家暮らしが夢。