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まちに住んで古いものを活かすオモロ大人男子ライフ vol.3(1)
USEDo[ユーズド]通信 > オモロ大人男子の生態 2016.02.19
今回登場するオモロ大人男子は、大阪市に住む西山広志さん。建築をベースに設計やデザイン、まちづくりなどを手がける「NO ARCHITECTS」を夫婦で主宰する建築家。まちを舞台に中古の戸建てをリノベーションしてかっこいい暮らしを実現しています。
中古の住宅が利用価値大!
学生の頃から建築関係のプロジェクトに多く携わっていた西山さん。大学院修了後、町工場と住宅が混在する此花区梅香にシェアオフィスを立ち上げました。結婚を機に、オフィスの近くに新居として借りたのがこの賃貸住宅。「最近は美術や音楽、デザインに関わる人が移り住んでいるエリアになりつつある。大阪の都心にも近く、交通の便も良いし、家賃もとても安いです。」
手を加えれば快適生活が叶う
もとは何年も空き家状態で、雨漏りがし、窓も割れていたそう。「でも、大辻に面して前に建物がなくて見晴らしも風通しも良くて、ちゃんと手を加えれば快適に暮らせると確信しました」。オモロ大人男子の遊び心に、建築のプロとしての知識と経験で、借りることを決断。
捨てずに活かすのが西山さんのやり方
「もともと古いものが好きで、モノに執着するタイプ。」という西山さん。だからこそ「古いものをどう活かすか」にこだわります。断捨離ブームですが、捨てれないモノにこそ自分らしさや物語がある、というオモロ大人男子です。
古いものと新しいものの組み合わせが好き
西山さんは、夫婦それぞれの親が使っていた家具を譲り受けて大切に利用しています。アトリエのテーブルは妻の父親の勉強机だったものに、新しくつくったテーブルを合わせて使っています。新建材と古い家具の組み合わせが、いい味を出しています。
昭和の家具は重厚感たっぷり
食器棚は西山さんの父親が本棚として使っていたものを利用。タイル張りの台所にぴったり合っています。西山さんが選んだユーズド家具たちは、そこの場所にフィットしておしゃれ空間になっていくようです。
新しいものには個性をプラスして自分流にアレンジ
お風呂とトイレは新しく取り替えました。お風呂には画家の権田直博さんに富士山の絵を描いてもらっています。新しいモノには遊び心や個性をプラスするのが、西山さんのスタイルです。
トイレの壁には詩人の辺口芳典さんの詩のポスターを飾っています。古い柱は残されたまま、古さと新しさがミックスされています
次回の「オモロ大人男子の生態。」は西山さんのリノベーションされたユニークな住まいを引き続きご紹介します。
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浅野真由美:阪神間在住の編集者兼ライター。インテリア、住宅、食、ファッションなどを中心に雑誌やウェブサイトに執筆。“生活をスリム化しながらおしゃれに暮らす”を目指し、日々勉強中。現在夫とふたり暮らし。趣味はアート鑑賞。