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アメリカのチョコのイメージが変わる! エクラット
幸福のチョコ部 > チョコレートバイヤーの語り 2017.02.25
チョコレートバイヤーみりです。チョコ探しの旅でアメリカのフィラデルフィアに行きました。実はそんなに期待していなかったのですが、「こんなチョコレートがアメリカに!?」と驚くチョコに出会ったのです。
アメリカ人は大きくて甘いチョコレートが好きだったのではないの?
パリや日本でもここまでデリケートな味わいを表現するショコラティエはいるでしょうか?! しかも、こんなフィラデルフィアの住宅地の真ん中で? なぜ? そんな驚きに満ちた奇跡のショコラティエがこの「エクラット」です。
デリケートな味わいにびっくり! 繊細な味と香りに脱帽
ヨーロッパや日本各地でチョコレートを学び続け、こんな繊細なチョコレートにたどりついたのは、クリストファーさんです。小さいけれどスタイリッシュなお店に並ぶのは、小ぶりでビターなヨーロピアンタイプのショコラです。さらにカカオの産地別のオリジンチョコがズラリ。正直お安いものではありません。ここまでの味や香りの差は普通の人は追求しません。
このクラスのクオリティを住民が理解しているとは思えない。しかし......
失礼ですが、ここがニューヨークのど真ん中だったらわかりますが、静かな普通の住宅地。この周辺の住人の方はこのクラスのクオリティのデリケートなチョコレートに理解があるということでしょうか? アメリカ人は大きくって甘いチョコレートが好きだったのではないの? アメリカのチョコの歴史はここまで進化していたことに驚きました。
こんなチョコに出会えていい仕事できました。
本当に日本に紹介できてバイヤー冥利に尽きます。私、今だから言いますが、アメリカチョコがここまですごいとは思ってなかった。こんなチョコに出会えていい仕事できました。もう、収穫充分、出張はここで帰ろうかと思ったほどです。実はアメリカの某高級ホテルのチョコレートはこのお店で作られているとか。当然だと思います。なかなかここまでのチョコにはお目にかかれません。
これこそ大人のチョコ! 職人技チョコの中でもピカイチです!
お店の中でもっとも好きだったのがビターな「トリュフ」です。なめらかな口どけは、カカオの上質さそのものです。ヨーロッパでも名を馳せるチョコレートマイスターの職人技を物語るチョコの中でも、このトリュフは格別。さらに、2017年初上陸の板チョコ2種も泣けるうまさ。すごいです。
いかがでしたか? アメリカでこんなに繊細なチョコレートに出会えたことは、大収穫でした。2017年の『幸福のチョコレート』は3月1日までお申し込み受け付けしています。ぜひ『幸福のチョコレート』サイトを見に来てくださいね♪
チョコレートバイヤーみり:チョコレートを担当して早や19年。日本初上陸やチョーうんちく系のチョコレートを捜し求め、世界中を飛び回っております。著作は『世界の果てまでチョコレート』twitter facebook。