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自家焙煎ほうじ茶で、おやすみ前のリラックス
なるほど! おいしいの素 2016.10.18
ほうじ茶は、茶葉を焙煎して淹れる香ばしいお茶。緑茶よりカフェインが少ないのでおやすみ前やお子さまにもおすすめです。今回はそんなほうじ茶を自宅で焙じる楽しみ方をご紹介。ていねいなお茶習慣を始めてみませんか?
日本茶の茶葉をご存知ですか?
日本茶の茶葉の中で代表的な『あら茶』とは、収穫した茶葉を蒸して乾燥させたもの。葉も茎も含まれていて味・香りともにバランスがとれているのが特徴。『茎茶』はあら茶から茎だけを選別したもの。『煎茶』は葉だけを選別したものです。それらの茶葉を焙煎するとほうじ茶になります。
ほうじ茶はいりたてが一番
工場で焙煎されたほうじ茶がスーパーなどで販売されていますが、自宅で焙煎すればいりたてを味わうことができます。できたてのお料理がおいしいように、ほうじ茶もいりたてが一番。いっているときに広がる芳ばしい香りに、ホッといやされます。
ほうじ茶の焙煎方法
茶葉を少量、焙煎パンに入れ、回し振りながら全体に30秒ほどいります。煙が出始めたら火から外し、余熱で火を通します。茶葉が茶色く変わったら完成。茶葉のブレンドやいり具合によって味わいが変わります。試飲してお好みの焙煎具合を探ってみてください。
ほうじ茶がリラックスタイムにいいのはなぜ?
緑茶に含まれるカフェインが焙煎によって壊れていくからです。茶葉は加熱するほどにカフェインが抜け、軽い味わいになります。お子さまやおやすみ前には深煎りがおすすめ。深煎りの茶葉は芳ばしい香りが強く、浅煎りは芳ばしさの中にも緑茶の甘味がある味わいです。
ほうじ茶を淹れてみよう
急須に茶葉を入れ熱湯を注ぎ、ふたをします。約20秒数えたら飲みごろ。少しずつ湯のみに注ぎ分けて濃さを均一に入れます。ブレンド茶を楽しむ方法もあります。別々でいった茶葉を急須に入れるときに混ぜましょう。また70~80℃に冷ましたお湯で淹れると、うまみ成分が抽出されやすく、カフェインは抽出されにくいのでおやすみ前におすすめです。
自宅で簡単にいりたてのほうじ茶が楽しめるよう、3種類の茶葉と焙煎パン、レシピがセットになった日本茶の焙煎キットが『素材の学校、そ。』からご注文いただけます。届いたらすぐにほうじ茶の焙煎を体験できます。秋の夜長に、ほっこりティータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?
omiso:食べることが大好きな食のプランナー。料理上手になりたいけど、まじめに料理教室に行くのはなんだか違う。市販の本も結局読まない。レシピ通りに作るだけでなく、応用方法をもっと知りたい……!