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「みそ」って家で作れるの? おうちでもできるみそ作りの基本
なるほど! おいしいの素 2017.01.24
実は自分で作れる「みそ」。みそ作りに最適な1~2月には、みそ作り教室に行く人や、自宅で仕込む人が続々と現れます。やってみたいけど……という方に、まずは、みそ作りの基本をお教えします。
みそ作りって、そもそも何をするの?
みそは大豆、米糀、塩のたった3つからできているって知っていましたか? みそ作りではこの3つの材料を混ぜ合せて仕込み、熟成させます。仕込みは大豆を煮て潰し、米糀に塩を混ぜ(塩きり)、塩きりした米糀と大豆を混ぜて容器に詰めるだけ。多くのみそ作り教室で行うのはここまでです。
あとは自宅に持ち帰って約半年~1年熟成させます。その間にするのは「天地返し」と呼ばれる、みその上下を入れ替えるように混ぜる作業。後はときどき異変がないか確認するだけです。これだけで自家製みそができるなら簡単ですよね!? 少しやってみたくなりませんか?
おうちでみそ作りをするときの注意点
工程は単純で家庭でもできますが、分量に合った材料と事前の準備が必要です。事前準備は、乾燥大豆を前日に洗って一晩水に浸し水を充分含ませたあと、鍋で約1時間以上煮ること。一度にたくさん仕込む場合は、鍋も大きい物が必要。一度にできない場合は、数回に分けて煮れば大丈夫です。
仕込む量が多い場合は、混ぜ合わせるときに使うボウルも大きい物が必要です。煮た大豆はカサが増し、さらに糀と塩を混ぜるので、思ったより大きめのボウルが必要になることも。みそ作りの注意点は、必要な分だけの材料調達と、事前の仕込み時間の確保、道具のサイズ確認、と言ってもいいのではないでしょうか?
手軽にみそ作りをするなら......?
このような理由から、手軽に少量だけ仕込めるみそ作り教室が人気です。価格は5000円以上になる場合もあり、少しお高め。小さい子どものいるお母さんは、子どもを連れて行きづらい、教室に行けないといったハードルがあり「行きたくても行けない」と聞きます。そこで「素材の学校、そ。」のような手づくりみそキットで、ご自宅で好きな時間に仕込むことをおすすめしています。
「素材の学校、そ。」の手づくりみそキットは、煮て潰してある事前準備済みの大豆と計量済みの塩、糀をご自宅にお届け。出来高2.5kgと仕込みやすい分量で、ご家庭によくある道具だけで、好きな時間に仕込むことができます。ぜひこの機会に、あなたもみそを仕込んでみませんか?
omiso:食べることが大好きな食のプランナー。料理上手になりたいけど、まじめに料理教室に行くのはなんだか違う。市販の本も結局読まない。レシピ通りに作るだけでなく、応用方法をもっと知りたい……!