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スポーン!と脱げちゃう靴・すぐに歩き疲れる靴には、コレで対策。
セルフコンディショニング > セルフコンディショニングな生活 2016.05.07
『スポンスポン』と、数歩歩くたびに脱げかけてしまう靴。サイズはあっているハズなのに、みょ~に脱げやすい靴ってありませんか? 前回のつま先の形に合わせた靴の選び方につづき、今回は足の裏に着目します。
イラスト:伊藤さちこ
すぐ脱げる原因は靴の底にあるかも。
ソール(靴底)が固いと靴が足裏のしなりについてこず、板バネのように跳ね返ってスポーン!と脱げてしまいます。試着の際には、ちょっと歩いてみて曲がり具合を確かめましょう。足首にストラップがついたものや、甲を広く覆うタイプのものを選べば、さらに脱げにくくて歩きやすさがUP。
また、ヒール(かかと)の形にも歩きやすさのポイントが。細いヒールだと点で地面をとらえるので、歩き方やバランスの取り方にテクニックが必要なんです。ヒール靴を履きなれない人におすすめなのは、太ヒールやウエッジソール。底面が広くて重心移動がしやすいので、スタイルアップをしつつ、歩きやすさもかないます。
ぺたんこ靴なのに足が疲れる!
ここ数年流行しているフラットシューズ。ヒールが無いからラクだと思いきや、意外と歩き疲れるなんてことはありませんか?フラットで底が薄い靴はクッション性が少なく、歩くときの衝撃が足裏にじかに伝わりやすいため、足が疲れる原因に。低めのヒールがある方が、かえってラクな場合もあります。
買った後の靴を調節するには?
脱げやすい靴や疲れやすい靴を調節するには、インソールがおすすめ。足裏全体をサポートするものから、ピンポイントで調節するものまで、いろいろな種類のインソールがあります。
前すべりによる靴のパカパカを防ぐには、足指の付け根にボリュームを出すタイプや、かかとの後ろに厚みをプラスするタイプのものを。靴のフィット感がアップして脱げにくくなります。
足への衝撃をやわらげるには、ふんわりと足裏全体をサポートするものがおすすめです。靴に入れ込むタイプのインソール以外にも、足裏の生地を厚くしてクッション性を高めたカバーソックスなども登場しています。これならじゃぶじゃぶ洗えて、汗をかく季節も毎日清潔です。ぺたんこ靴におすすめの、ハーフタイプのインソールもありますよ。
せっかく素敵な靴を履いていても、歩くたびに脱げていてはカッコ悪いし、足が痛くなってくるとイライラもMAX。靴に合わせてアイテムをチョイスして、履き心地満点になるよう自分好みにカスタマイズしましょう!
さち:都電が走る東京の下町在住のイラストレーターです。はっちゃけ長男と男女の双子の3児の母です。産後のたるんだお腹が悩みの種。おバカでキュート、ちょっぴりほっこり、時々シュールな絵を描いてます。ホームページもご覧ください! http://www.sachi-123.com